何気ない風景も意識をし始めると異様に目につくってことないですか?
例えば、この車買おうかなーと思うとその車、ボディカラーに目がいったり、
好きなメーカーに目がいったり、風邪をひいてみたら健康のありがたみに気づく・・・これはちょっと違うか。
「〜しよう」とか「○○をするんだ!」と意志が自発的に生まれると人は勝手に行動が変わるし、なりたい自分に近づくということ。
先日、ミシュラン三つ星京都の菊乃井の村田吉弘シェフの話で、「なりたい自分にしかなれない。だからいいものを見るんだ」と。「やろうと思ったらすぐやれ」と。
もちろん結果が出ている方だから言えることかもしれないが、逆に言えば結果を出せばそれが真となるわけで。
とここまで言ってタイトルの話。
選挙や政治もなにも考えないと単純にスルーされている。
選挙や政治について少し考えると、意識がそちらへ行く。目につくようになる。
その延長線上で選挙に出て政治家になろうと考える。すると、わけがわからん「え?なんでなん?」という法律に気づく。それが公職選挙法。
昭和25年にできた法律を、今でも少しの改変や追加をしながら今でもドンと居座っている。
しかも細かい規定だらけ。知れば知るほど答えがなく、ほんまに突き詰めるとやれることがほぼない。
政治活動と選挙活動の違いを活かして、いろいろな活動を行なっていくのが一般的だが、もうこの辺りで、「なりたいなぁ」となんとなく思ってるくらいの方はおそらく「めんどくさっ!」となって「もうやめとこ」となるはずです。
それか選挙や政治マスターがいてその人が手取り足とり教えてくれる、サポートしてくれる環境だとゆるめの考えでも前へ進めてくれるのかも知れない。二世議員や地盤がある人、バックが強いひとが生まれやすいわけです。
なにか抽象的なことしか言えていませんが、これもこの法律を気にしながら書いています。
それではと選挙管理委員会という課に電話をかけて問い合わせるも、「おそらくだめですねー」とか「この○条に抵触する恐れがあります」という曖昧な答え。
だからといって、公平性を期すため「このフォーマットのみでやってください」や「これはしないでください、でもこれならOKです」とかいう明確なものはない。選挙管理委員会への苦情ではなく、そういう仕組みだから仕方がないんです。
だから、
みーんなグレーゾーンの戦いになるわけです。
本当はグレーの戦いなんてしたくない。ただでさえ、政治って何やってんの?とかお金のやらしい匂いがするなどあまりいいイメージを持たれていない領域。
そしてじゃあ全部やめにしてよーいドンで行きましょうってなると、現職の議員さんが格段に有利になるわけです。議員として発信するのはOKなわけですから。
そしてこうした現状が、新人が生まれにくく、若者の政治離れを生んだ大きな要因だと思います。
こどもは選挙ができません。18歳以上のみです。
若者や子育て世代の意見は反映されにくい仕組みとなっています。子どもを2人抱えながら雨の日に選挙に行けますか?よほどの思いがないと厳しいです。
せめてスーパーに買い物に行った時に投票できれば。横に託児所があれば。24時間ネットで選挙ができるようになれば。
ただでさえ興味のないものを、気持ちが離れているものを、知ってもらい、興味を持ち、アクション(投票をする)をおこすまでには相当なハードルがあります。
このハードルをこえるために本当は思いっきりPRして名前を知ってもらい、選挙に誰を入れようともっと全世代に思ってもらわないといけないです!
本当は・・・・
日本ははっきり行って生きづらいです!これは世界を肌で感じ、多くのまちや人と交流する中で感じたことです。
でも、日本が好きで特に地方のつながりがあふれるまちが好きなわけです。
そして縁あって、世界から福知山というまちにたどり着いたわけです。
そして住めば住むほど好きになり、このまちの空気感が残りつつ、現世代とこどもの世代を30代の中間の世代がつなぎたい、未来をつくる力となりたいと思ったわけです。
地元の両丹日日新聞に、
立候補表明という形で4月21日の福知山市議会選挙に出たいと表明したわけです。
ここまで言ったらあとはみんなにぶわっと知ってもらい、24人の市議会議員を選ぶ土俵に立ちたいと思うわけです。
ただ、4月14日から20日以外の選挙活動は一切禁止なわけです。
「投票してください」「一票をいれてください」なんて言おうもんなら警察が黙っていません。
こういうことを言うとまた怒られたり、嫌われたりするかもしれませんが本当にこんな世界なんです。
思春期に見た木村拓哉主演の「change」で小学5年生でもわかる言葉で政治を語る姿。
もともと教員志望の私にはずんっときました。
政治家の出る番組や朝まで生テレビなどで、政治家たちが順番を守らず、人の意見を聞かず、人の話を遮るようにして自分の意見を言う姿に怒りすら覚えていました。
こどもの時「人の話をちゃんと目を見て聞きなさい」という日本人の約束は?
自由を求めて香港で20歳に満たない子たちが起こした雨傘革命。自由を求めて行動をおこす若者の姿に、ちょうどその時居合わせて衝撃をうけました。
日本はどうなの??
外の世界を見て、自分の国やまちを知る。その経験をさせてもらったからこそ、
いろんな犠牲を払ってでも、そう思った人がチャレンジすることが必要だと思っています。
そんな私を後援してくれる仲間がいる。人の縁で輪が広がってきました。
「なりたい自分にしかなれない。」だからこそ若者が見たことのない景色を求めてチャレンジしたいと思う2月20日の夜でした。
警察のみなさん。大目に見ていただければ嬉しいです。
寛容で自由な、若者のチャレンジを応援する国やまちであってほしいと心から願います。
ここまで読んでくれた方、感謝です。ありがとうございました。
少しでも誰かの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。