「砂漠に緑を」そんな思いで村落開発を進める一人の男がいた。
青年海外協力隊・石川洸 自称・関西人(新潟出身)
関西外国語大学を出て、東京の某プリンターメーカーの営業として活躍。
アフリカや発展途上の国の役に立ちたいと、2013年7月からセネガル・リンゲールの隊員として活動している。
リンゲールはセネガルの内陸にある街で、いや街というか村?のような、道路がまっすぐ一本だけ通っていて、あとは、砂漠に人が住んでいる、そんな所。
特徴は、ただひたすら暑い!!!
日中は50℃を超えることもよくある。おかしくもなります。
そんな場所で緑?村落開発?何してるんやろ??と興味を持ち、全く面識はないが、私はコウくんのもとを訪ね、彼に密着してみた!
〜情熱コウくん大陸〜
コウくんの信条は、フットワークとバイタリティー。
どこにでも顔をだし、できることならなんでもする。
まず、森林局での仕事。
セネガル森林局の面々と、ただひたすら、黒い簡易鉢に土を詰める作業を行う。
ただひたすら詰める。
私も一緒に詰める。
詰めながら話す。
髪もついでに剃っちゃう笑
これは将来、苗を植えて、育て、砂漠に植えていく作業を行うための一番最初の作業。(髪を剃るのに意味はなし)
地道にできることをやるのはどの世界でも大事である。
次に、
小学校の緑地化。
(小学校の外・完全に砂漠)
実験の意味も合わせて行っているのだが、木と作物を一緒に植える、
アグロフォレストリーを進めている。
木の根っこが水を貯え、その水で砂漠の乾期と暑さを乗り越える。
子どもや先生に指示を出し、水をやってもらうことも可能だが、
コウくんの信条は自ら行うこと。
背中で語るその姿勢に、情熱を垣間見た。
その姿に、子どもや、地域の方々が進んで水やりの大事さに気付き自然と行うようになった。
コウくんの姿勢がアフリカの人々を動かしている。
ここでの成功が、今度はアフリカ全土の村に広がっていくのだろう。
そして、
村落開発。
リンゲールから約7km離れた村に、釜戸を作っている。
釜戸を作ることで、少ない資源で料理等をつくることができ、今ある資源の減少を防ぐ。
今でこそ、バイクで移動しているがつい先日までは、リンゲールから村まで50℃の暑さの中、砂漠を歩いて往復して釜戸を作りにいっていた。(約14km)その影響で10kg以上も痩せた。
なぜそんなに頑張れるのか?
「そこに必要としている人がいるから」と笑顔で話すコウくん。
同い年ながら、その自然な笑顔にドキっとしてしまう、最高にいい奴がそこにいた。
今日もコウくんは歩き続ける。
こんな奴って素敵やん(島田紳介風)
そう思えた密着だった。
最後に、コウくんの迷言。
森林局の人と一緒に土を詰める作業中。
「よくこんなコミュニケーションとれるなぁ」といった私に一言。
コウくん「そんなん下ネタ言っといたら大丈夫や」
とんだ迷言でした!笑
リンゲール・村の方々。
コウくんをはじめ、リンゲール隊員の皆様。
(小学校の先生で、最高の料理を最高の笑顔で振る舞ってくれた・美和ちゃん)
(飲み水の管理・村での安定した水供給をする熱い男・まさし)
大変お世話になりありがとうございました。
そんな青年海外協力隊は、仕事を続けながら参加する現職参加も可能です。
興味のある方は、JICAまで!
私はJICAの回し者ではないです!笑
先日、青年海外協力隊に合格して、セネガルへ派遣予定の者です。
読めば読むほど自分の要請がコウさんとおなじ予感がしまして、実際の活動やありありと伝わってきて嬉しかったです!
思わずコメント、失礼いたしました…!
ブログ読んでいただきありがとうございます!
セネガルへ行くんですね!!
村落開発なら一緒でかもですね!セネガル人はいい人が多く、協力隊の方々も親切で情熱的な人ばっかだったんで楽しんできてください!!
もしコウくんに出会うことがあったらよろしくお伝えください!
こんにちは!25-1リンゲールのコウです。もしかして、僕の後任の方ですか?!
必要があればいつでもコンタクトしてください。連絡先はgioca_312@yahoo.co.jpもしくはfacebook(Ko ISHIKAWA)にお願いします。