いざバレンシアでフットボール観戦!・・・と思いきや、予想外の出来事が!!

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みなさんこんにちは!
今回は、バレンシア・フットボール編です。 昔、バレンシア所属のアルゼンチン代表だったパブロ・アイマールのプレーに魅せられて、一度は行きたかったリーガエスパニョーラ。 最終戦で滑り込み観戦のはずが・・・

話は戻って、ポルトガルのリスボンからバレンシアへは飛行機移動。
TAPというポルトガルではおそらく一番有名は航空会社を使います。 出発は8:35。

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朝一のメトロに乗ってリスボン空港へ。
予想よりメトロに遅れもあり、着いたのは7:10。 すぐTAPのカウンターへ。 すると、あっちの列に並べと・・・そこには、

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こんな大行列が!! やばいなぁとも思いながら、でも朝なのでよく頭が回ってなくて、大丈夫かーくらいでした。 まぁこんだけ並んでるし、出発も遅れるかなぁくらいで・・・中々進まない列、抜かしてくる奴、なにを言うかわからない係員・・・そしてなんとか受付前へたどり着き、荷物を預けようとすると、

「急いでください、そしてあっちのオーバーバッゲージの預かり所へ」とのこと。
「ここちゃうんかい!」とツッコミつつ、預かり所へ。

その方々はのんびり対応。 (おいおい急いで!!)
その時点で8:00。 ヤバいもうボーディングタイム。 急いで金属探知ゲート?税関ゲート?なんていうかはわからんけど、すぐ移動。
すると、ここも行列が!! しかもこっちに並べと言われたとこはみんなスムーズにゲートを通過出来ず中々前に進めない。

ヤバい・・・

そして私の番、スムーズに行けっと思ってたら、カバンの中を出せと。。 中にパソコン入ってるだろと・・・せい!!
ここにきて厳しいチェッカーが!!
「時間ない!」と言っても出せと。 急いで出して、通すがそこでもチンタラ・・・せいせい!!はよーせい!!

そして、ゲートを通ってダッシュで移動! これがまた遠い!! なんとか8時20分前に指定された離陸場所に到着・・・すると係がいない。。
うん??しばらくして係が・・・

私は、急いで、
私:「ゴートゥーバレンシア!!」

すると、冷静な顔で
係:「今行ったよ。」とのこと。

私:「いや時間まだやん!!荷物も中やし!!」と言っても、
係:「そんなん知らんし、もう行ったし。」的な感じのことをさらに淡々と、他の作業しながら言うてくる。
私:「じゃあ荷物返せよ、そんで航空券変えろよ!!」
係:「荷物は8番で出てくる。それ以外は知らん」

とのこと。

イラっ!!お前らの言う通り並んで、荷物預けて、ダッシュして、しかも1時間半前に空港来て、なんで航空券も変えへんねん!!
てかまず謝れよ!! 申し訳ない顔せいよ!!!!

ここからは、たらい回し。
TAPなど複数の航空会社を扱っている会社に聞くと、
「荷物は30分ほどで8番からでてくる。 チケットの交換は俺らは関係ない。」とのこと。
「いやいやいや交換せい」と私が言っても、オール無視。 目も合わせない。

せいせいせい!!!!

そしてもう呆然としながら荷物を待つ。
自分に問う。
俺が悪かったのは、もっと早く着かなかったからか。 そもそも時間にルーズなとこがあかんのか? いやいやその前に向こうが・・・などと自問自答を繰り返し、悔しさや悲しみや怒りが交互に出てくる。 ケガをした時に近い感情がぐるぐる・・・この時の落ちようったるや凄かった。。

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そして30分後、荷物を手にしいざTAPカウンターへ。

「乗れんかったしチケット換えて」

すると、あっちのカウンター行ってと100mほど歩かされる。 またたらい回し。。
そこは、TAPの総合窓口っぽいところ。
そこで、

私:「そちらのミスで乗り遅れた。 バレンシアに行かせろ! 無理ならバルセロナ行かせろ!! チケット交換せい」
係:「バレンシア行きは明日しかない。 バルセロナなら行けると。 ただ・・・」
私:「なんや!」
係:「バルセロナなら117€、バレンシアなら80€かかります。」と淡々と。

ここで食い下がるもんですか・・・

私:「いやいやいやそっちのミスやろ。 チケット交換せいよ! こっちは早くから来てそっちの言う通り並んで、ダッシュまでして! そやのにチンタラやりやがって!! ただに決まってるやろ!! あかんねんやったら全額返せよ!!」。
(ここまで少しの英語と、ほぼ関西弁とジェスチャーでコミュニケーションとっています。)

この押し問答が数回続いた後、
係:「シャラップ!! もうこれ以上なんもいえんわ」と。

一度も謝りもせずシャラップ?!

私:「なにがシャラップじゃ!!!!交換せいや!!!!」
(ここからは関西弁オンリーでまくし立ててます。)

しかし無視。 目も顔も合わせず。。
言い続けていると、カスタマーセンターに行けと。 あぁ行ったろやないかと行ってみるとそこはさっきのカウンター。

さっきとは違う人に事情を説明。
すると、

係:「バレンシアなら明日で、バルセロナなら今日行けるよ、お金は188€ね」

さっき聞いたし!! 値段あがってるし。。。
もういや・・・と泣きそうに。。悲しそうな顔で落ち込んでいると、

係:「SAISHIN.」

うん??すると紙をみせてきて、最新の文字。 そして笑ってる。
うん??なんやほんまに?

すると英文で、
「◯×△□kduuyvijk without ◯□kodjsh・・・」
読めず。 「これ何??」と答えると、withoutを以上に強調してくる。

without:〜なしで

やったようなと、京都成章高校時代の記憶をたどる。

〜なしで・・・・なしで・・・・お金なし??

すると「そーよ、チケット交換してあげるわ」とのこと。 涙が出そうになりながらガッチリとその係の人と握手。
何がどうなってこうなったかは知りませんが、今思い出しても涙が出そうになります。
例え日本に帰ってお金かかってるやんけ!!となっても許せます。

サービスとかホスピタリティとはこういうこと言うんやなと。 日本は本当に「お客様第一」の最高のサービス、おもてなしがあります。
ただ、本当の意味での一番のサービスは、困って落ち込んでどうしようもない時に暖かい手を差し伸べる、差し伸べようとすることなのだと。 この時胸に誓いました。

「どんなことがあっても困ってる人が周りにいたら助けよう。」

めちゃくちゃ疲れましたし心もかき乱されましたが、大事なことを胸に刻む事ができました。

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色々ありましたが、昼過ぎにバルセロナへ☆小型な飛行機でしたが心晴れやかで、

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窓から見える景色も綺麗でした♫

そして、予定は大幅に変更されましたが、

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バルセロナ対アトレティコマドリードの試合をリアルタイムで、バーで見る事ができました。

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ほんの数kmの所であのメッシやイニエスタが優勝を争って試合してるんやぁと思うだけで、胸がドクドクしてほんと興奮しました!!

ほんとあの係の人とした握手。
あれがあったから今の私がいると、将来情熱大陸で言えるように、旅とは人生であり、人生とは旅であるしていきます☆

次回は、バルセロナ編お送りします!!

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