「姉さん事件です。」
このくだり知ってる方、私(高嶋政伸)は好きです。
さて始まりました。 セネガル、モロッコと亘ってきたアフリカ編も本日で終了です!
青の街シャウエンから、船で大陸移動をしてヨーロッパへ! 一日で行けるとこまで行っちゃおうと朝7:30にホテルを出ました。
そして、8:30に民営バスに乗ってじぇじぇじぇ・・タンジェという港町へ!!
色々あったモロッコですが、これで最後となると寂しさも出てきます。
無事タンジェに着きました。 そこで新港・タンジェMED(ミッド)から、スペインのアスヘシラスという港町へ無事に・・・・
はい、行けませんでした!!
まず、タンジェのバスターミナルに着き、
私「タンジェミッドに行きたい」バスの運転手に言うと、「あいつに言いな!」と。
そしてあいつに行きたいことを告げると、20DHだと。 ここで下調べの中で、タンジェMEDには無料バスもあると。 これが頭をちらつき、もうなんも言わんととりあえずバス乗ってみるかとなり、お金と言われたら払おうと思っていると・・・チケットは?と言われ、ないと答えると、降ろされました。
この時点で1時間無駄にする。
そして1時間後、次来たバスに20DH払って乗り、横の英語がすこしできるモロッコ人と色々話す。
いやー最後にいい奴と出会ったなぁと感慨にふけっていると、港らしい景色が・・・
急にそいつがここで降りると。 「おー急やな」と思っていると、なんとなくお前もここで降りろ的なことを言ったような・・・でも周りはだれも降りないのでここじゃないんやろなぁと思っていると、いきなり山の方へ、10分、20分・・・おかしい!?
周りに「どうゆうことや」と言うも皆英語できず・・・でもみんな降りないから大丈夫なんか?と半信半疑でいると港町が見えて来た・・・
これはもしやセウタ??
説明しよう!
タンジェからタンジェMED行きに乗ったと思われたバスは、実はティトゥアン行きのバスでした。 なので周りは降りず、英語のできるモロッコ人の降りたところがタンジェでした。 そして今はセウタの目の前にいます。
ヤバい、セウタまできてもた・・・ここでも周りは誰も降りず・・・すかさず「降りるよ!!」と一人で強引に降りる。 モロッコのバスは、自分で降りると言わないと、停留所とかも特にないので、なんも言わずさらっと通り過ぎるのでご注意を!!(私と同じ轍は踏まないでください)
そして降りるやいなやタクシーがいっぱい・・・なので「タンジェMEDに連れていってくれ」と、するとセウタから行けと。 どっちが安くて早いんや? でもとりあえず行くかと、セウタに向けて歩き出す。
すると、入国カードをさしだしてくる奴が。 そして、書いてやるからパスポート出せと。
うるせーわと一蹴し、無視して入国検査へ。
タンジェMED行きたかったけど、「こっちきてもーた入国させて!」と言うと、普通にスペイン入国です。
こんな鉄格子の道を通っていきます。 ちょっと怖かったです。 オススメはしません。
先ほど入国カードを提示して来た奴が、5ユーロくれと言ってきましたが、お前関係ないやんとさらに一蹴!!
歩いていくと荷物チェックが。 JAPANパスポートを提示すると、「JAPAN、OK」とスルーできました。
しかもこの時期はテニスの錦織がスペインのテニス大会決勝当日でした。 JAPANというと「ニシコリっ」と言われなざか誇らしげに無事入国。
ちなみにこのセウタは、ヨーロッパから人が来るリゾート地なんだそう。 お金持ち風の人がいっぱいでした。
が、そんなリゾートに興味のない私は、すぐタクシーに乗ってフェリー乗り場へ。
モロッコ通貨DHからユーロにほんの100mくらいでかわる妙な空間に違和感を覚えつつ、
フェリー乗り場到着。
「ほんまに、ヨーロッパ大陸いけんの??」と祈るような気持ちでチケット売り場へ。
すると、アスヘシラス行けるよとのこと。。。
お金や時間は無駄に使いましたが、いやーーほんま良かった。
船を待つ間に食べたサンドイッチもいつもよりおいしく感じました。
そして、
無駄にきれいなフェリーに乗って、
大陸が見えて来たときの興奮は忘れません。
アスヘシラスに到着できました!!
こんな顔なってますが!!笑 疲れてる!!
この時点で、現地時間19:00です。
そして、バスに乗ってセビージャへ行こうとすると、次が21:00とのこと。 ここで泊まるか、セビージャに行くか・・・まぁ行くかと!
そして21:00発のバスに乗り、セビージャへ!
こっちは、21:00でもまだ夕方といった感じです。
そして、23:30にセビージャ到着。
はよ宿探さないとと思っていると、バンバン音が・・・
音のする方に行くと、
花火が!!って遅っ!!笑 大丈夫かこの国?
花火見てる暇はない、ホテル探さないと・・・
とここで地球の歩き方登場。 そこに乗っている24時間対応しているというユースホテル、もうここしかないと道をバスの運転手に尋ねる。 すると、34番のバスに乗りなと。 そして、この道をまっすぐ行って左へ100mほどだぜとのこと。
モロッコで翻弄されまくった道案内。 大丈夫かこの国は?と行ってみると・・・ありました!!
そして34番のバスの運転手に地球の歩き方を見せると、3ストップしたとこやと。 そして地図まで書いてくれました。 そして降りて私が歩いていこうとすると、プップ!とクラクション。 そっちの方向じゃないよとクラクションで教えてまでくれる親切さ!
一気にこの街が好きになりました☆
そして、無事ユースホテル到着。 26ユーロとユースホテルにしては高め。 5人部屋に一人だけ。
最高です☆
この時点で夜の1時。
移動時間は約18時間とぶわぁっと振り回されはしましたが、無事ヨーロッパへ到着できほんと幸せです。
ほんと良かったーー!!
姉さん事件無事解決できました☆(高嶋政伸で「ホテル」でした)
次回は、スペインのセビージャ編です!乞うご期待!!